【教科書探究】2022年9月1回

こんにちは。木原です

長らく探究やワークショップの記事を更新できていませんでした。(スミマセン…。)これからまた活動報告をアップしてまいります。今回は教科書探究9月1回の活動記録。テーマは「大化の改新」。歴史の探究です!

教科書探究とは?

勉強はつまらない…

やりたくない…

面倒くさい…

と、思ったことはありませんか?

宿題、テスト勉強、受験勉強、・・・大変ですよね。

もちろんこうした勉強は大切なのですが、本来は自分で興味を持ち、主体的に考え、調べ、実験したりする、ことこそ本質的で楽しい学びではないでしょうか。教科書探究は、教科書の内容に対して問いを立て、調べたり考えたりするとともに、議論・発表を行う探究型ワークショップです。毎月2回、社会と理科の回を1回ずつ実施しています。

今回のテーマについて

中1の歴史の授業でちょうどこのあたりの古代史をやっているということで、今回のテーマチョイスです。古代史はそもそも資料が多くなく、教科書の記述も薄くなりがちです。学校の授業や受験を通じて勉強した人は、

「聖徳太子」-「冠位十二階」ー「十七条の憲法」

「大化の改新」ー「中大兄皇子」-「中臣鎌足」

「白村江の戦い」ー「唐・新羅」vs「百済・日本」

といったキーワードを覚えているかもしれません。ですが、実は深堀りをしてみると

「外国の脅威」「グローバル化」「近代化」「改革」・・・

といったキーワードを伺うことができ、現代を生きる我々に大いに学びや気づきを与えてくれる時代だったりします。歴史とは当時の人が、正解が分からない中で必死に考え、決断し、行動した結果です。単に教科書内容を暗記するだけでなく、当時の人の立場に立って考えてみることも歴史を学ぶ醍醐味なのではないかなと思います。

探究

インプットセッションの後、まずは個人ワークを行い、その後各自調べたことを発表してもらいました。

強い国造りがなされず、あるいは遅れ、今よりも困難な状況になっていたのではないかと思う。もし中大兄皇子と中臣鎌足が失敗していたらと思うと…怖いことだなと思います。

もしも大化の改新が起きなければ、今よりも天皇の権威は低くなっていたと思います

大化の改新について少し詳しく学んでみると、単に中大兄皇子らが蘇我氏を討ったことではなく、その出来事(一乙の変)をきっかけとした改革全般を指していることが分かります。

  • 強大な権力を握る豪族(蘇我氏)を排除し、改革の動きがおこる
    ⇒天皇中心の国造り
    ⇒戸籍や租税の整理・・・etc
  • 白村江の戦いで惨敗し、外国の強さを実感
    ⇒近代化の風潮が強まる
  • 跡継ぎ争い(壬申の乱)で改革派と反対派で対立
    ⇒改革派が勝利し、反対派が一層される

そのような経緯を経て、奈良時代には仏教文化を持つ先進国となるわけです。

  • もしも改革が行われなかったら?
    ⇒周辺諸国と渡り合えていただろうか
  • もし天皇中心の国になっていなかったら?
    ⇒その後の歴史はどうなっていたか
  • もし現代まで続く皇室がなかったら?
    ⇒現代日本の国際社会での立ち位置はどうなっていたか

今回出てきた意見や視点は、どれも考えさせられるものでした。

まとめ

今回「大化の改新」をテーマに調べたり考えたりしたことで、学校で習う際に「あ、探究でやったやつだ~」と思ってもらえたら何より。何も知らずに丸暗記させられるよりもきっと授業を楽しめると思いますし、印象に残ることで、テストでも答えられるようになるかな~と思います!

次回、9月第2回は理科探究です。お楽しみに!