【OIC】ウクライナ戦争 第2弾

こんにちは。木原です。

12月11日(日)に、

OICワークショップ12月第1回を実施しました!

今月のテーマは「ウクライナ戦争」です。

以前、一度扱ったことのあるテーマでしたが、

今回は小学生の参加者からリクエストをいただき、

また前回の実施から時間が経ち状況も変わっているため再度テーマとして扱いました。

 

OICプログラムとは?

※読み飛ばす場合はこちら

OICプログラムは、世界で起きていることや重要なテーマについて関心を持ち、自分で考え行動するきっかけになるとともに

  • 批判的・論理的に思考する力
  • 他者と議論する力
  • 自分で情報収集し、判断する力

を鍛えることを目的とした、主に中高生(一部小学生も参加可)対象のワークショップです。

 

今は「VUCA時代」といわれる、社会が激しく変化し先が読めない時代です。

例えば

2011年にアメリカの小学校に入学した入学した子供たちの65%はその時存在しない職業に就くだろう

と予測されています。また

約3分の1の企業が外国人留学生を採用する

というデータもあり、

  • 一生日本人とだけ仕事をする
  • 日本人だから日本の企業に就職できる

という時代は終わったと言えるでしょう。

だからこそ、こういった先行き不透明な時代を生き抜くために必要な力を身につけなければなりません。本ワークショップでは、まずは世の中で起きていることを知り、深く考え、他者と意見交換をするといった経験を積んでもらいたいと考えています。

本ワークショップでは次のことを大事にしています。

OICワークショップに参加する時の心構え

発言は自由!(どんな意見も歓迎)
※答えは一つとは限らない

聞く姿勢も大事。人の意見に相槌を拍手を送ろう!

ここには、

  • 様々な視点で柔軟に意見を出し合って学びあう
  • 意見を言うことにチャレンジする
  • 聞く姿勢を身に着ける

ことを実践してもらう狙いがあります。

今回のテーマについて

まずはじめに、以下の問いについて考えてもらいました。↓

参加者の回答

高2の参加者

ウクライナの大統領が変わり、

親ロシアから西側諸国寄りに。

そしてNATOに入ろうとしたから。

小5の参加者

ロシア系住民がウクライナに迫害されているから、

それを助けるために。

中2の参加者

「ロシア人とウクライナ人は一体である」

ということで、ウクライナに言うことを聞かせるため。

ウクライナはロシア発祥の地だから。

参加者の皆さんが挙げてくれたことはどれも正しいと言えるでしょう。そして今回は、皆さんが挙げてくれた意見に基づいてインプット・セッションを実施していきました。

上記の内容に対して、例えばこのような視点を持てるかもしれません。。

言うことを聞かせるために
武力に訴えることは良いことか?

では、迫害されている人を助けるために
戦争を起こすことはどうだろう?

戦争の大義名分は視点や立場によって様々なのですね。そしてそれが正しいことなのかも、大変難しいところです。

 

また、現在の状況も簡単にご紹介しました。

個人ワークと発表

以上を踏まえて、今回の本題について考えてもらいました。

小5の参加者

ウクライナは小麦の生産地

日本はウクライナから小麦を輸入していたけど、戦争によって輸入できなくなった。

小5の参加者

食料やエネルギーといった一次産品の価格上昇がインフレを後押し

所得の価値が低減

ファシリテーター

エネルギーはロシア側の影響だね

ヨーロッパはロシアの天然ガスに頼っているから大打撃だ…

小6の参加者

前回のOICでミサイルにも半導体が使われていることを知った。世界的な半導体不足に陥っている。ロシアは材木の輸出も盛んなので、材木が不足している。家を建てるのに価格高騰してしまう。

中1の参加者

天然ガスの高騰

ウクライナの小麦がなくなってしまう

ロシアの核兵器の脅威

日本では円安が進んだ

中2の参加者

大量の難民問題

700万人が国外で暮らしている

ファシリテーター

難民の定義って実は難しいのですよね。

自分で逃げて行った人たちは違うんです。

中3の参加者

エネルギー価格の上昇

ウクライナの人たちの生活に影響あり

高2の参加者

国連総会にて

「ロシアに即時撤退を求める決議案」

が採択されるものの、強制力がなく解決に至っていない。

常任理事国で構成される安保理では、すべての決議案がロシアに反対されてしまい、機能していない。

まとめ

以下、最後にまとめとして話したメッセージです。

戦争は一度起きてしまうと終わらせるのが難しいものです。以前このテーマを扱った際にそのようなことを言いましたが、実際そうなっていますね。

第二次世界大戦では

  • ドイツは国が崩壊し手東西分裂
  • 日本には原爆が落とされました。

では今回は、どうやって終わらせるでしょうか。

2022年9月頃には、アメリカは

「そろそろ終わらせる?」

というようなことを言ったのに対し、ウクライナは

「奪われたものを取り返すまで終われない」

というスタンスでした。

 

以下は、以前外務省に務めていた先生がおっしゃっていたこと。

大国を国連につなぎ留めておくためには
「拒否権」を与えておくことが重要
これがないと国際連盟みたいになってしまう

国連の抑止力は何とか機能しているのかもしれません。しかし国連は国家の主権の下にあるので、国連には拘束力がないのもまた事実です。

国連を含め、人類はまだまだ進化・進歩の途中にいるのだということを考えさせられます。起きてしまった戦争を一体どうやって終わらせるのか。そこで日本が果たせる役割は何か。そういったことは、真剣に考えていきたいですね。

参加者の声

ウクライナの戦争がなぜ起きたのか
について学びました

前回のワークショップの時とは
状況が変わっていて
今後どうなるのかが気になる

双方言い分があるためどちらかが折れない限り終わらないのだろうなと思いました。折衷案で合意できるのが1番ですが、なかなか難しいなと感じます。最近慣れてきてしまって関心が薄れて来ていたので改めて考え直す良いキッカケになりました。国連には大国一致の原則(大国が団結しないと物事が進まない)があり拒否権が必要だと最近学びましたが、大国を繋ぎ止めるというのは初めて知りました。

模擬国連を経験する機会があり、国連安保理で決議案を通すという難しさを体感したので
国際的な危機に対応出来る機関に変化していくといいなと思います。

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