【OIC】最新テクノロジーが実現する新しい世界~自動運転~

こんにちは、木原です。

10月8日(日)に
OICワークショップ10
月第1回を実施しました!

今回は久々に
テクノロジー系のテーマとなります。

今回の概要

自動運転技術の開発

ドライバー不足問題

自動運転技術が変える世界

解決すべきことは沢山ある

OICプログラムとは?

OICプログラムは、世界で起きていることや重要なテーマについて関心を持ち、自分で考え行動するきっかけになるとともに

  • 批判的・論理的に思考する力
  • 他者と議論する力
  • 自分で情報収集し、判断する力

を鍛えることを目的とした、主に中高生(一部小学生も参加可)対象のワークショップです。

自動運転技術の開発

開発の歴史

アメリカや中国では
タクシーが運用されるなど
身近なものになりつつある自動運転。

ここ5年くらいで
耳にする機会が増えましたが
その開発の歴史は意外と古く、
1950年代にはゼネラルモーターズが
自動運転運転技術を試作し、
続いて60年代にはスタンフォード大学が
研究に着手しました。

それまでは誘導ケーブル式や
遠隔操作技術が主に研究されていましたが
60年代頃から同時にAI搭載ロボットの開発も
始まったそうです。

またこの頃から日本でも自動運転の研究が始まり、
1977年には日本の機械技術研究所
(現:産業技術総合研究所)
が世界で初めて、車にカメラを搭載する形の
自立運転システムを開発しました。

その後も
アメリカ、EU、日本などで技術開発が進められ、
90年代には
自動運転車でアメリカ大陸横断や
日本でも開通前の高速道路で
デモンストレーションが行われています。

2009年にはGoogleが開発プロジェクトを始動。
2010年以降はスタートアップが続々立ち上がり
民間での技術開発がさらに加速します。

我々が関心を持ち始めるのは
そのさらに
5年後~10年後ですから
時代の最先端を走る人達の行動の
動き出しの速さに驚かされます。

公共交通サービスとしては、2016年に初めて、
スイスで
自動運転バスが運用されています。

(参考:自動運転LAB「自動運転の歴史と現状(2023年最新版)」

近年の開発競争

自動運転には、
開発段階ごとに「レベル」が設定されています。

日本では現在、
レベル3の実用を想定した法整備が為されていますが

世界基準ではもう少し先に進んでおり
日本は一歩で遅れているそうです。

ワークショップ内では
サンフランシスコで実際に運用されている
無人タクシーや、
新宿で行われた自動運転バスの実証実験についての
動画を皆で視聴しました。

朝日新聞デジタル サンフランシスコで「完全無人タクシー」解禁 実際に乗ってみると…

ドライバー不足問題

自動運転技術によって解決されうる
社会問題の1つとして
「運転手不足」
について取り上げました。

都会に住んでいると実感しにくいですが
地方を中心にバスの運転手不足が深刻化し
以前の運行本数を維持できなくなっている
地域もあるそうです。

また2024年問題によって
物流を担う長距離ドライバーが不足することで
特に郊外では、
生活の利便性が失われることが不安視されます。

khb東日本放送 バス業界も運転手不足が深刻に 仙台市のバス会社は路線バスを減便

自動運転技術が変える世界

以上、
自動運転技術の開発状況や
世の中で起きている社会問題について知ったうえで
以下の問いについて考え、発表してもらいました。

自動運転技術がどのように世界を変えるか
ということについてですが、ポイントは
・ポジティブな変化
・ネガティブな変化
の両方であるという点です。

自動運転技術によって
どのような社会課題が解決されるか
一方でどのような問題が新たに起こり得るか
考えてもらいました。

参加者の回答

小6の参加者

【イイこと】
バスの運転手不足を解決できる

【ワルイこと】
運転手の仕事がなくなってしまう

中1の参加者

【イイこと】
人件費削減になる

【ワルイこと】
失業者が増える

中2の参加者

【イイこと】
車を運転しなくてよくなる
自分が事故を起こすリスクがなくなる

【ワルイこと】
AI搭載にお金がかかる(初期費用)

中3の参加者

【イイこと】
渋滞が少なくなる
渋滞の原因は変なブレーキや事故なので。

【ワルイこと】
全部システムになるから、ハッキングされたら交通網を乗っ取られてしまう

中3の参加者

【イイこと】
物流の課題解決につながる。
通販がより快適に利用できるようになり、利用者が増える。

【ワルイこと】
もし事故が起きたらだれが責任を取るのか?

大人

【イイこと】
〇高齢者による事故が減る
・高齢者が免許返納しないのは不便だから
・低コストでより個別最適化された自動運転車が身近にあって使いやすければ、自分で運転しなくて済む

【ワルイこと】
〇運転手の今後の働き方をどうするか
第一次産業など、国が人員を補填したい産業にお金を出し、転職してもらう

解決すべきことは沢山ある

そう遠くない未来、
この自動運転技術は更に身近なものとなるでしょう。

便利なことが沢山ありますが
同時に実現するために解決すべき問題も沢山あります。

技術的な壁はもちろんのこと
時に社会のルールや仕組みを変える
必要があるかもしれないません。

物事を進める時、
ハードルが多いからやめておくのか、
それとも1つずつ乗り越えていくのか、
という選択に迫られます。

難しそうだ
問題が起きた
だからやめておこう

ではなく

今後はこうしよう
こういう風に変えてみよう
こちらの方が良さそうだ

と、
問題に対して
前向きかつ柔軟な対処できるかどうか
今後野日本社会にとって重要だと言えるでしょう。

実際にアメリカであった事例ですが、
自動運転車が夜にヘッドライトを点けておらず
警察が出動したものの、運転手がいないため
誰に注意すべきか分からず右往左往した
ということがありました。

しかし、だからと言って

「じゃあ、自動運転の開発を止めよう」
とはなりません。

今回の件はその後、
開発会社とサンフランシスコ警察との間に
専用の電話回線が設けられたそうです。
課題を1つ解決し、先に進んだ訳ですね。

こういった話は
自動運転車に限らず技術開発にはつきものですが、
社会全体が前へ進んでいくためにも、
私たち個人の考え方としても、
学びになりますね。

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