【進路探究】勉強は本当に必要なのか?

こんにちは。木原です。

12月30日(金)に、進路探究12月号を実施しました。

受験に向けて日々全力で勉強や準備に取り組むこの直前期に、あえて原点回帰して考えることで今自分がやっていることの意味や目的を捉え直すための回となります。

進路探究とは?

進路指導を主体的な「探究」に

進路探究は中3受験生が対象。受験に向けて、毎月その時期ごとに考えたり準備すべきことを、自ら考え実践できるためのワークショップです。実は毎月のテーマは、例年塾の面談でお話する内容をもとに設定されています。

例えば夏前~夏にかけて行く「高校見学」。

面談で

「行ってきてください」

とお話するだけでは、

「言われたからとりあえず行ってくる」

と、受け身な姿勢になってしまったり、

「結局夏が終わったのにどこへも行っていない」

という状況になってしまうケースが毎年あります。しかし高校受験は、中3生にとって

人生初ともいえる重大な決断

です。自分の進学先は、自分でよく考え納得したうえで決めるべきであり、その第一歩となる高校見学は決して軽視できません。そのため5月の進路探究では、

学校見学の予定を立て、何を見てくるのか考えよう

というテーマで、各自考え発表してもらっています。

「ビジョン」を自分の言葉で

また進路探究では単に受験の準備をするだけでなく、

進学先と志望理由、先のビジョンについて
自分の言葉で語れるようになる

ことも大きな狙いの1つです。

1年間モチベーションを高く持って受験勉強に臨むためには「目的意識」が重要となります。「やらされ勉強」ではやる気が出ません。

また高校生になってからも、なぜその高校に入ったのか、将来はどうしていきたいのか、というビジョンを持つことで、そこに向けて努力と成長を積み重ねていけることでしょう。

そのため、3月には

そもそもなぜ高校に行くのか?

4月には

自分に合った高校とは?

といった根本的なテーマについて考えることから始めていき、受験直前の1月には

高校生になったら将来のためにこれだけはやっておきたいこと

を考えて発表してもらっています。

詳細はこちら

今回のテーマについて

このように考えたことはありませんか?

こんなものを覚えて
一体何の役に立つのだろう

例えば古文単語や歴史の年号でしょうか。

あるいは数学の二次関数など

確かに、学校では

「一体、いつ使うねん!」

というようなものを沢山学びますよね。

 

そういった中で、

このようなアンケート結果があるそうです。

 

そもそも、なぜ勉強するのでしょうか?

  • テストがあるから?
  • 受験に合格するため?

例えば中学生であればこういった理由が考えられますが

いずれせよ、多くの場合、

「やらなきゃいけないから」

というケースは多いように思います。

そこで今回は、以下のことを考えてみたいと思います。

テストや受験がなかったら
勉強しなくて良いか?

どう思いますか?これは結構、

  • 「した方が良い」という意見も、
  • 「しなくていいのでは?(したくない!)」
    という意見も、

考えられる問いなのではないかなと思います。

個人ワークと発表

他にもいくつかの視点をインプットセッションで紹介したうえで、次の問いについて考えてもらいました。

今回参加してくれた中学生は

「勉強はした方がいい」

という意見でした。

参加者の声

感想

勉強が必要かどうかは友達ともよく話していたけど、進学や将来のためという意見が多かったから、調べてみて「確かにそうだな」と思う考え方が見つかってよかった。

今回の参加者には将来やりたいことがあります。そのために志望校も選択し、「高校ではこれを学びたい」という想いをもってここまで準備をしてきました。そんな彼女にとって、これからも学びが続くということは、言うまでもないことなのかもしれません。

お友達と一緒に

「勉強って必要なのかな」

と、考えたことがあるのは素晴らしいと思いました。また今回の探究を通じて「なるほど」と思える新しい視点に気付けたようで良かったなと思います!

 

次回、1月のテーマは参加者の受験状況を踏まえて変更があるかもしれません。またブログにてレポートいたしますので、お楽しみに!

これから受験生になる
中学2年生の皆さん

進路探究で
受験と将来のことを
真剣に考えてみませんか?

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