第25回 探究「一流」

第25回 『探究』型学習コース実施!

今回は冒頭にて、ウォーミングアップとして
YO Utsumi氏プレゼンツ、『パワポカラオケ』
を実施いたしました!

与えられたテーマについて、ランダムに表示される画像を使い、アドリブプレゼンするゲームです。

パンを買いすぎて人生詰んだ少年や、
授業が終わると発狂するセクシーな先生

が、登場していましたねぇ(謎)

とても面白かったですし、トレーニングとしても秀逸だと思います。また、やりましょう!

てなわけで本編!

今回のテーマは『一流』について。

「一流の人物とはどんな存在か」
「またそれは目指した方がよいのか」

という問いについて、皆で探究していきました!


まずはとある高校生の疑問。
「一流ホテル」
「一流芸能人」
「一流選手」
・・・
こういうのって、いったい誰が決めた一流なのだろう。

確かにそうですね。
辞書的な意味では、一流とは「ある分野における最上位集団に属すること」みたいな感じに定義されています。

そのテーブルの議論によれば

「そういうのは世間的な名声による」
「一流と”呼ばれる”ためには、一定の知名度、評判画必要である」

と。しかし一方で、

「一流とは”ある部分において”群を抜いているということであるが、それがどの分野においてなのかは不問であり、世間的に一流といわれていなくとも一流である人物はいる」と。

そのような話も出ていました。


またたとえば、「スクールカーストの上位は一流なのか」と考えたときに、
「その学校内では一流と見られることもあるかもしれないが、それは所詮その学校内だけである」
と。外に出れば、そんなの誰も興味がない。また同様に、

「会社の中で一流だとしても外に出れば興味をもたれない(会社によるかもしれませんが)」

ということは「一流」とはどの枠組の中で見るかによって決まってくる場合もあるようですね。では、

「日本という枠組みで見たときに、天皇陛下や内閣総理大臣は一流といえるのか。」

その視点はなるほど面白い。
先ほどと同様に、一国の君主や大臣であればその国内では一流(少なくとも自国民はそのように思うから彼らを要人として盛り立てている筈)
なれども地球の裏側の見知らぬ国の国民はそんな風には思わないかもしれない。

以上の議論を鑑みるに、一流にも相対的なものと絶対的なものがありそう、、ですかね。
人から一流と思われるが故に一流である人と、誰にも何も言われずとも一流である人。
もちろん、真に一流でありかつそれを多くの人に認められている人もいるでしょうが、世の中そのような一流だけではないのかもしれません。

いや、面白い。
参加してくださった方々、ありがとうございました!
また、やりましょう。


次回は 7/4 (木)
次回もまた、面白くて学びになる探究の場を提供してまいりますので、お楽しみにッ!

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