探究 第88回「今を生きること」

第88回 探究型学習コース実施!
今回のテーマは「今を生きること」です!
 
【アイスブレイク】
〇自己紹介
 
〇ひと言トーク
「ヤベェ…今、俺、めっちゃ生きてるわ…」って実感している時を教えてください。
 
【インプットセッション】
今回ファシリを務めていただいた野口さんの、高校時代の闘病経験と、その後の「HAND RING PROJECT」について触れつつ、加えてジョブズの言葉などを引用しながら「死生観」についてインプットしていただきました。
 
【問いかけ】
もしあなたが三日後に死ぬことが分かった場合
残された時間をどのように過ごしますか?
(死ぬまでの間は健康であるとする)
 
【探究】
 
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〇あえて、一番やりたいことは何かと言われたら、世話になった人に会いに行って、ちゃんとお礼や少しの楽しい時間を共有したいと思う。
自分は、人との「出会い」によって人生を生かされてきていると思っているので、そのことの感謝を伝えたい。
何名かは、すでにこの世にいないので、その方々には4日目に会いに行きます。
 
〇死を意識すると、「神」を意識すると思うので、できればそういった導いてくれるものに対して、感謝をもって最期を迎えたい。
・最後ではなく、初日に(はじめに)親にきちんと会って話をしておく
・2日目に、恩師に会いに行く
・3日目に、自分の人生の転機にも理解を示してくれた友人や同志に会いに行く
 
〇生き甲斐や生きる意味においては、
残り3日になったときに「ああしとけばよかった・・・」とならないように、日々の中に大事に軸としてもつ。
自分は、仕事も、お金や待遇より、やりがいとか生きがいが絶対に優先。
 
〇自分が、生きることの意味と死を考えたのは、
・阪神淡路大震災(神戸市東灘区出身です)
・14~18歳ころまで、生き方に迷ったすさんだ青春期
・20歳のときに、一緒に留学した仲間の一人が突然死でこの世を去ったとき
 
〇今後は、
親の病気や、自分自身のことで、こういうことをもっと実感するときがあるのかもしれない、と最近は感じています。
自分から 尚利 野口 に:: (プライベート) 08:18 PM
今画面に映っている方々の名前は見れますか??
画面表示を「ギャラリービュー」にしていただくと見れると思います
 
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〇ルター「たとえ明日、世界が滅亡しようとも今日私はリンゴの木を植える」
 
〇いつも通りの日々を過ごす
 
〇これまでの自分の人生を受け入れて、後悔なしに死にたい
 
〇死を意識→生を意識  いつも通りの日々の幸せをかみしめたい
 
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【自分がやりたいこと】
余命残り三日だとしたらどのように過ごすか
 
〇会いたい人、会う必要がいれば会っておく
 
〇お世話になった方へ別れを告げる
 
〇そのうえでひたすら瞑想にふける
今回の人生で一番やりたいことは何だろう、と考えてみたときに、自分は今続けているルーティーンの瞑想だと思う。
なのでまあ、残り3日で死んでしまうとなってしまった以上は仕方がないので、残りの時間はめいっぱい、後悔のないようにそれをやっていきたい。
 
〇行動心理学の話「プロスペクト理論」
行動を選択した際に得られる利益と結果が予測可能な場合の行動原理。
簡単に言うと、人間は
「5万円得られる嬉しさ」>「5万円を失うガッカリ感」
という感じらしい。
なのでついつい人生の中では、損をしないようにと意識が働いてしまいがちだが、それは時に(あとに残る)後悔につながるのかもしれない。
 
〇「やって後悔」と「やらなくて後悔」
もし行動を起こさなかった場合、人間は心理学的に良い方向に結果を想像してしまうそうな。
 
〇天からの封書の話
もし生まれる時に自分の使命を与えられているとしたら、生きている時はそれに気づかずに自分がやりたいことをやりまくっていたとしても、死ぬ間際に「あ、そういえば自分はこれやってねぇや、、」となったらそれはめっちゃ後悔しそう。
 
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〇初日はやりたいことを書く
 
〇2日目はそれをやり親とかに話す
 
〇3日目(2日の深夜)に誰もいない富士の樹海に行く
 
〇3日目サヨナラをする
 
〇1年後流れ転生してくる
 
>>樹海で転生(チート付き!)
>>そうきたか、、
 
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〇残された時間で自分のやりたいと思っていたことをやり切る
 
〇お世話になった人たちに感謝の気持ちを伝える
 
〇徹底的にだらける
 
〇やれなかったゲームをやり切る
 
>>ゲームやりきる。。。(いいね!
>>あと少しでクリアというところで寿命が・・・
>>成仏できなさそう、、
>>そしてゲーム世界に転生
 
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〇初めの①日目
・神谷美恵子「生きがいについて」
・シェリー・ケーガン「「死」とは何か」
⇒生と死を見つめる
 
〇2日目
知り合いを訪問
 
〇3日目 親類への感謝
 
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【3日後に死ぬとしたら?】
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パターン1:
普通に過ごす。
普通においしいモノ食べて、
普通にプレゼンして、
普通に読書して、
普通に引継ぎをする。(いつもしてる)
たとえ明日、世界が終わりになろうとも、私はリンゴの木を植える。
―マルチン・ルター
 
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パターン2:
宣告からきっかり3日後に死ぬ、
と、いうことは何か(超自然的な)力があるはず。
自身を研究所に売り渡す。
お金は愛する人に。
 
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パターン3:
死ぬまで健康(≒神の加護で安全!)ということなら、
逆にそれまで無敵モード!
「紐なしバンジー余裕の男(ただし三日後に死ぬ)」チャンネルを作って
ありとあらゆる危険&不健康なことに挑戦する。
以上
 
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〇一日目 普通の一日を過ごす。
 
〇二日目 お世話になった人に会いに行く。
 
〇三日目 最後は自然と一体化になるようにイメージしながら瞑想して死にたい。
 
 
【ファシリテーターより】
今回ご参加ありがとうございました。
「もしあなたが三日後に死ぬことが分かった場合残された時間をどのように過ごしますか?」と問いかけ、皆様から三日間の生き方、死に方を聞かせていただきました。
人それぞれ生き方、人それぞれの死に方があると思います。それらには正解はないと思います。
死と向き合うことは普段考えないと思いますが、死と向き合うことで人生は有限だと気づくと、人生の密度が変わります。
そして私は皆さまに「人間はいつか死ぬ」という当事者意識もってもらうことで、覚醒してもらえたら嬉しいです。笑
最後になりますが、運営の皆様のサポート、そして参加してくださった皆様、ありがとうございました。とても有意義な時間を過ごすことができました。
またの機会がありましたら、よろしくお願いします。
 
皆様、ありがとうございました。是非またやりましょう。
次回は「鬼滅の刃流行にちなんで考える、流行」というテーマで、皆で考え話し合ってまいります!
今後もまた面白くて学びになる探究の場を実施してまいりますので、お楽しみに!