第89回「流行」

第89回 探究型学習コース実施!
 
【アイスブレイク】
・自己紹介
・あなたの最近のマイブームは?
皆さんの中での流行について、それぞれお話いただきました!
 
【インプット】
深く考え皆で話し合っていくために、まずは以下の事項を皆で共有しました!
〇現在はやっているもの
・鬼滅の刃の例
〇流行の定義 主に3つ
 
①世間に広く行われ、用いられること。
服装・言葉・思想など、ある様式や風俗が一時的にもてはやされ、世間に広まること。
 
②病気などが、急速な勢いで世の中に広がること。
「はしかが流行する」
 
③俳風俳諧で、句の姿が、その時々を反映して変化していくもの
今回は主に①について扱った。
 
〇流行の過去事例
・ええじゃないか運動 
→ネットやSNSがなくても、流行という現象はあった
 
〇新語・流行語大賞
→聞いたことない言葉もあったりする…
 
〇流行の流れ
 
①潜在期:ある様式が生み出され、それがごく限られた人々に試行される時期
②発生期:試行過程を経て、新しい様式の存在が人々に知られ、同調者が現れる時期
③成長期:新しい様式に同調する人々の数が増加し一斉に、普及率が拡大していく時期
④成熟期:普及が最大の水準に達し、その伸びが鈍化していく時期
⑤衰退期:後発的に採用する人もいるがそれ以上に採用をやめる人の数が増える時期
⑥消滅期:採用する者が少なくなり、その様式が消滅していく時期
 
〇しかし、流行して消滅せずに定着したものもある
→ティラミス、ナタデココ、ワッフルなど過去に流行り、今では当たり前になっているもの
 
〇イノベーター理論
分析の中で客層は5つに分けられるという理論
1.イノベーター(Innovators:革新者):
冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用する人。
 
2.アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用層):
流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。
 
3.アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随層):
比較的慎重派な人。
 
4.レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随層):
比較的懐疑的な人。
 
5.ラガード(Laggards:遅滞層):
最も保守的な人。
 
〇キャズム理論
アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間にはキャズムという大きな溝が存在する
→ここを越えれるか超えれないかが流行の分岐点
 
 
【問いかけ】
流行している状態と流行していない状態は何がどう違うのだろうか
(何を持って流行したと言えるのか)
 
 
【探究】
 
ーーーーーーーーーーーーーーー
 
流行していない=廃れた??
過去の特集として扱われたら、
流行していたけど廃れた、となる。
でもまた再燃もあるんですよね。
今日みたニュース。
77年リリースの日本のシティポップが海外で人気だとか。
流行=内容知らないのに聞いたことある
知らないうちに耳に入ってくるということですね。
知らないうちにインフルエンザにかかっている、みたいな感じ。
 
<<再燃」って確かにありますね
<< ルネサンス
<<立ち行かなくなった時、昔を思い出す
 
ーーーーーーーーーーーーーーー
 
流行している状態は言葉だったら使っている人が多いこと流行していないはその逆かその言葉は当たり前になったということかなと思ふ
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
松尾芭蕉の俳諧理念(不易流行)
不易〜俳句の趣向や表現に目新しさがない
流行〜その時々。その場所場所で、人の好みによって斬新さを発揮したもの
真剣に「流行」を探求すれば「不易」が生まれ、
真剣に「不易」を曲げなければ「流行」が生まれる。
価値観の共有
飽きさせない継続性
アパレル系 わざと仕掛ける 温故知新
 
ーーーーーーーーーーーーーーー
 
【流行と流行でない状態の違い】
>流行の対義語
不易(ふえき)。 いつまでも変わらないこと
 
>遊びの四要素
変わっていく途中を楽しむ
アゴン Agon (競争)
アレア Alea (運)
イリンクス Ilinx (眩暈)
ミミクリ Mimicry (模擬)
→共有できる好奇心を消費して幸福を購入する行為。
(ご飯のように幸福度は逓減していく。
 その獲得コストが幸福に見合わなくなれば鎮火する。
 もしくは、不幸を生むモノが消滅すれば消えていく。)
 
>じゃあ、残るものはなんだ?
獲得コストは高くなるが、
それを感じる度合は人それぞれ。
(極めたり、習慣化することが楽しい人も一定数でる可能性)
自分の中で残る”マイブーム”は個性(≒嗜好)
流行を再強化する仕組みがあれば、それは文化。
*クリスマス、バリスタ、教会、ログインボーナス、恵方巻…
(リプレイスされるものの、映画ーTV-WEB)
 
>急速なブームは
渇望によってもたらされる。
ええじゃないか、念仏(踊り)、進撃の巨人、鬼滅の刃
→世相、共通言語、連帯感、不満の発散
 
>最後に
流行は乗るもの。
流されてしまうと楽しくないかもしれない。
*集団による個の排斥行為
 
<<定着した流行=文化
 
ーーーーーーーーーーーーーーー
 
今日の授業で先生がアンサングシンデレラのアンケート取ってて、漫画見た人が3割ぐらいだったのにTV見たのは6割ぐらいいました! 
ラガードが注目を浴びる 
カノン進行=その流行は周期的に繰り返されているかも
流行に乗る人は同調圧力に乗っている⁉
従来とは異なる行動様式や生活様式の中で変化が起きたとき、それは流行。
その変化は世の中に馴染めていってる。
常識化になる一歩手前が流行なのかも。
流行採用者の動機をくすぐる
流行には限界ある。
満員にならないように次から次へといくように仕掛けている仕組み    
流行は都会で起こる。
新しい自分の発見と刺激⁉ 
 
<<仲間だと識別するために”流行”を使う、ってことはありますよね。
<< 流行らすぞ、という”覚悟”って面白いですねえ!
<<ラガードに着目するの面白いと思いました!
⇒流行に乗らない人研究
<<心地よい旋律ってあるんでしょうね(リズムとか、波長とか)
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
○流行の分析と要因
・流行とは、有形無形問わずに地上の行動様式や行動の場に現れる
・広く広がるものもあれば、特定のコミュニティに限られるものもある
・他人の行動を模倣し社会に順応しようとする「同調性への欲求」
・新しいものを採用し、周囲の人と区別をしたいと感じる「差別化への欲求」
の拮抗
早めに食いつく人⇒差異化意識が強い
遅めな人⇒同調欲求が強い
 
☆流行=同調欲求が強い人が食いついてきた状態
(インプット内の某理論とも重なる??)
 
○「流行」を表す英語(語源)
・fashion⇒factus(形作られた)⇒しかけられた
・trend⇒trundilaz(環⇒ある特定の方向へ転がること、良いものは変わらない(巡る))
・craze「流行」
⇒流行とは人々が「熱狂」している状態だろうか
△みんな知ってる
◎みんなが熱狂している
(自分の行動や生活が染められていく…)
 
(追記)
>>対義語リサーチ
あ~~~その手があったかぁ…orz
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
【ファシリテーターより】
今回もありがとうごさいました!
今回の話の中で個人的に印象に残っているのは、流行は”繰り返している”という話です。自分自身この話を聞いている中で。「タピオカ」の流行を思い出しました。
現代社会において流行っているものは過去に似たものが流行っていたり、同じものが何度も流行るなど流行は繰り返しているのかもしれません。
もし今回の話の中で、流行について興味を持った方はぜひ流行について再度別の視点から流行を見ていくと興味深いかと思います。
 
参加してくださった皆様、ありがとうございました!
是非またやりましょう!
次回は第90回『時間』を予定しております。
今後もまた面白くて学びになる探究の場を実施していきますので、お楽しみに!
探究

次の記事

第90回「時間」