第96回「日本食」

第96回 探究型学習コース実施!
 
【アイスブレイク】
〇自己紹介
〇私はこんな人です
〇「昨日の夕飯」「今日の朝食」「今日のランチ」
 
最近食べた食事について、それぞれお話いただきました!
 
 
【インプット】
深く考え皆で話し合っていくために、まずは以下の事項を皆で共有しました!
 
◯「言葉」のお話
・「和食」
懐石料理・精進料理・年中行事に関連した料理を中心として
旬の食材や季節感を活かした伝統的な日本の食
・「日本食」
海外から入ってきて日本でアレンジされた料理も含む
 
◯「和食」の4つの特徴
1.多様で新鮮な食材と素材の味わいを活用
2.バランスがよく健康的
3.自然の美しさを表現
4.年中行事との関わり
 
◯ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食;日本人の伝統的な食文化」とは
南北に長く四季が明確な日本には多様で豊かな自然がありそこで生まれた食文化もまたこれに寄り添うように育まれてきました。
このような、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」を「和食;日本人の伝統的な食文化」と題して、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
→ここで重要なのは食事だけでなくそれを取り巻く文化も評価されたこと
 
◯「和食」の種類
1.本膳料理
・室町時代の武家 のもてなし料理
・脚 のついたお膳
・明治時代以降衰退
2.懐石料理
・茶の湯でお茶を味わう前に頂く質素な料理
・脚のないお膳
・千利休の茶道とともにできた形式
3.会席料理
・お酒と共に楽しむ料理
・現在 の日本料理の主流
・江戸時代に本膳料理が徐々に変化していった
4.精進料理
・修行僧が食べていた料理
・肉や魚の使用は禁止
⇒大豆の使用 発酵食品へ
・6世紀頃 、仏教 の伝来ととともに徐々に始まった
 
◯日本料理の由来色々
・カレーライス
インド料理を元にイギリスで生まれた
日本には明治時代にイギリスから伝わった
日本で独自に変化した料理
・コロッケ
フランスのクロケットを模倣してできた料理
・寿司 
起源は東南アジアの熟鮓(なれずし)
※長期保存用の発酵食品
※奈良時代に貢物として献上された
・ドリア
実は日本発祥
戦後に横浜ニューグランドで
体調不良の客へ提供された
のが始まり
これらのことについてみていきました。
 
 
【問いかけ】
これぞ日本食!という料理とは?
また、中でも一つに絞るとすれば何?
その理由は?
(馴染み・歴史・作法など様々な観点で考えてみよう)
 
 
【探究】
 
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たこ焼き
たこ焼きの歴史
創始者は福島県人(大阪人ではない)
 
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おにぎり 
何入れても美味しい(限度はある)自分の中では原点にして頂点
 
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味噌汁
いろいろ入れられる
しじみ汁
>万能ですなー
>白みそ大好きです!
>腸活に最高らしい
>東北はなんでも入れる(冬はかぼちゃ入ってる)
>味噌万能ですよね!
 
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御節料理(おせちりょうり)は、節会や節句に作られる料理最も重要なのが正月であることから、
正月料理(しょうがつりょうり)を指すようになった。単におせちという。
歳神様に捧げる供物としての料理が「おせち」。
「節目の日のための供物」という意味から「御節供(おせちく、おせつく)」と呼ばれたのが語源。
「おせち」は「御節供(おせちく、おせつく)」や「節会(せちえ)」の略であり、
中国から伝わった五節供の行事に由来する。原型は弥生時代にできていたが、
奈良時代には朝廷内で節会(せちえ)として行われ、そこで供される供御を節供(せちく)と言った。
現在のような料理ではなく、高盛りになったご飯などであったとされる。
この五節会の儀を、一般庶民がならって御節供を行うようになったものと考えられている。
元々は五節句の祝儀料理全てを言ったが、後に最も重要とされる人日の節句の正月料理を指すようになった。
正月料理は江戸時代の武家作法が中心となって形作られたといわれている。
江戸時代、関西では「蓬萊飾り」、
江戸では「食積(くいつみ)」、
九州の佐賀・長崎などでは「蓬萊台・手懸け盛り」と称し、
歳神様に三方などでめでたい食べ物などを床の間に飾り、
また年始の挨拶に訪れた客にも振る舞ったり、家族も食べたりした。
『嗚呼傍廂』(1853年)によれば天明の頃までは食べていたが、そ
れ以降は飾るだけとなり、正月料理は重詰め等へと変化していく。
膳に盛られた料理と重に詰められた料理が用意され、
このうち膳に盛られた料理を「おせち」と呼んだ。
後の『東京風俗志』(明治34年)によるとお膳に供えた煮物を「御節」、重詰めしたものを「食積」と呼んでいる。・・・
 
>おせち、中身にそれぞれ意味があるというのも日本らしい
>お正月のおせち⇒お母さんを休ませるテクノロジーの集まり
 
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ラーメン
ご当地ラーメンが数多くあるから
そのまま英語になっている
中国では日本拉麺と呼んで区別されている
 
>タンメン(湯麺)は中国語では「汁あり麺」という意味なのですよね。
>地域ごとに特色があるのは、確かに日本っぽいですね!
>反対は乾麺(がんめん)
>アメリカ人は汁がメインで面は残す
>青森県ご当地ラーメン カレー牛乳ラーメン
>インスタントラーメンの功績はでかいですよね!
 
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これぞ日本食であると思う料理
・納豆
・寿司
・焼き鳥
・うどん
・ラーメン
・すき焼き
理由は全て日本語表記で海外に伝わる料理であること
どの国の人から見ても納得できる料理こそが真の日本食
 
1つに絞るならば、ふぐ料理
他の国にも食べる文化がなかった点から見ても日本独自の食べ物であるから
→1989年に外国に輸出されるまでなかった。
・中国の地理書、山海経には「ふぐを食べると死ぬ」
※フグ料理は世界でゲテモノ料理扱いされている料理の一つであり、フグの刺身を食べて死ぬのはポピュラーな日本ジョーク
 
>テトロドトキシン
>ふぐにはもともとは毒はないそうです
>毒を持つ食材を食べてるって、すごいですよね…
>青酸カリの850倍
>自分には毒にならない毒を体内にため込む⇒生存競争
>せっかく毒をため込んだのに、日本人が頭おかしすぎて食われてしまったんですね…
>好奇心が止められなかったんだろうね。。。
 
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【これぞ日本食という料理は?】
焼きそばパン(絶対ありえんヤツ)
すきやき(日本のお肉料理なヤツ
1月24日はすき焼きの日:明治天皇が初めて牛肉を食された)
TKG(海外で食べたくなるヤツ)
 
【一つに絞るなら?】
イチゴ(あまおう)
(あかい・まるい・おおきい・うまい)
→一個のイチゴをデザートで出した話。(アップル会食)
技術、潔さ、美しさ。
 
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やっぱり、魚の料理ではないかと思う。
魚によって、おいしい食べ方がちがっていたり、
季節や地域によっても違いがあったり、
食として風情を感じられる。
例)
ブリ⇒ぶりの照り焼き食べると、冬って感じがする
サンマ⇒といえば、秋だな~と感じる
サバ⇒塩焼きがうまい!
サワラ⇒西京焼きとか(西京焼きは、タラとかシャケもあるかな)
他にも、魚と言えばもちろん生食もある。酢でしめたものもありますね。
 
>フィッシュ&チップスは衣のほうが量が多い
>言葉の細かさ⇒その文化での注目度
>🐟の漢字沢山ありますものね!
 
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シチュー
クリームシチューの発祥は日本⁉
茶色と白、どちらのシチューを思い浮かべますか?
茶色のシチューがはじめに日本で広がったのです。挑戦者たちが支えた茶色いシチュー
白いシチューは学校給食が発端です。
 
>シチューはもともと「煮込み」っていみですもんね・
>世界最古の料理という説も、、、、?
>ハヤシライスのルー部分とビーフシチューのルーって同じ?別?
 
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【ファシリコメント】
今回もありがとうございました。
ファシリを務めさせていただいた木原です。
今回はテーマ「日本食」ということでしたが、
毎日MWCのツイッターにて配信している「本日の探Q」より、
とある大学の小論文問題からテーマを拝借する形となりました。
また最近私自身がYouTubeで食品系の動画にハマっておりましたので、、
その影響もございます。
私たちは毎日食事をとっているわけですが、
この「食」というのは良く向き合ってみると中々奥深いテーマだなと感じます。
とりわけ今回注目した日本食(今回の探究では「和食に限らず私たちが良く食べるもの」と定義させていただきました)は、
所謂「和食」と呼ばれる日本の伝統的な食(文化)に加えて、
様々な時代に海外から入ってきて独自の進化を遂げたもの、
反対に海外由来っぽいのに実は日本発祥のもの、
など非常に多様な由来のものが入り混じっています。
またその内容に注目してみると、
本当に全国津々浦々の食材や調理法があり、
何ならラーメンだってもはや全国各地のご当地メニューがあって、
そういった地域性・地域ごとの多様性というのは実に日本らしいなと思いますし、
また特徴的だと感じる部分としては、魚の名前が非常に多く、
(言葉が多い=その文化における注目度が高い、というお話も探究の中でありました)
何なら毒を持っているフグでさえなぜか食べてしまっており、
(どんだけ魚食べたいねん…(笑))
海に囲まれている日本らしいなと思います。
私自身もそうですし、今回ご参加いただいた皆様にも、
これをきっかけに日々の食事の見え方・楽しみ方が広がったりすれば面白いですし、
今回も実施してよかったなぁと思います。
今回は少々ファシリもテンパってしまいましたが…
ご参加いただき有難い限りです。
参加してくださった皆様、ありがとうございました!
是非またやりましょう!
 
次回は第97回『家族』を予定しております。
今後もまた面白くて学びになる探究の場を実施していきますので、お楽しみに!
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