第100回「日本人らしさ」

第100回 探究型ワークショップ実施!
 
【アイスブレイク】
・自己紹介
・私はこんな人です!
・日本人で良かったと思うこと
 
 
【インプット】
深く考え皆で話し合っていくために、まずは以下の事項を皆で共有しました!
 
◯アイデンティティとは
「ノジェスの無意識5階層」では「アイデンティティ」が最も根本にある
自分自身をどう思うのかどう規定するのかという自己認識
 
◯「アイデンティティ」を構成する7要素
1.立場:親と子、上司と部下
2.時代:戦国時代と現代、バブルと今
3.環境:雪国と南国、都会と田舎
4.状況:災害時か、バカンスを楽しんでいる時か…etc
5.国家・民族
6.思想・哲学・宗教
7.組織・団体・企業・家族
「日本人であること」は「自己認識」に影響を及ぼす要因の一つ
 
◯「武士道」 ー新渡戸稲造ー
「日本人は、宗教教育を受けていないようだね。
 だったら、どのようにして道徳教育を
 受けているのだね?」
 
(ベルギーの法学者「ラブレー」)
「どうして日本人は、このような選択をするのか?」
(新渡戸稲造の妻でアメリカ人の「メアリー」)
 
これらに答えるために記した「日本人の価値観と道徳」の解説書
・武士道とは、生涯守り続けるべき「おきて」
・武士道は「仏教」「神道」「孔子」「孟子」などの教えが
 混ざり合って出来上がった思想
・「義」とは義理・義務など我々が無条件に従うべき正義の道理
・「勇気」とは正しいことをすること
   ⇒「義を見てせざるは勇なきなり」…etc
 
◯江戸時代以前は藩ごと、国ごとに分かれていて、何をもって日本人とするのかは色々な視点があります。
これらのことについてみていきました。
 
 
【問いかけ】
「日本人らしさ」とは何だろう。
 
 
【探究】
 
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日本人らしさって何だろう?
イギリスの例
イギリスは連合王国。
一括りにイギリス人として見てはいけない。
相手のアイデンティティーを軽視することにつながる
国によってはこういったアイデンティティーがない場所もある。(「〜人らしさ」)
料理人 樋口さんの回答
下記のインタビューの中で日本人らしさは、
「日本人の繊細な味覚を通した料理(味)」
であると回答した。
自分自身の回答
日本人らしさとは、
「日本語を話すこと」だと考えた。
思考や世界観も影響を受けている。
 
<グレートブリテンと北アイルランド…って無理やり感ありますよね…>イギリス
<国がなかったのにアイデンティティがはっきりしていた人種⇒ユダヤ人、がいますね。
<その国の歴史は存分に影響してますよね~
<世界の「虹の色」(7とは限らない)とかもよく出る例ですよね。
<「国」を表すことばが英語に多いのは、歴史や経験が影響を与えているらしい。
<そういえば僕たちから見たらうさぎだけどほかの国からだと違いますね
<アイヌ人や琉球人は、、日本人なのですかね。
 
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① 謙虚さ
② 奥ゆかしさ
③ もののあわれ
④ 同調性
⑤ 先の一歩が出ない
⑥ 阿吽の呼吸
⑦ 村社会
⑧ 技術の蓄積
 
<京都弁あるある(ぶぶづけ食べませんか→帰れ!)を思い出しました
<「おくゆかしい」は本来”もっとよく知りたい気がする”という意味みたいですね。
 
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日本人らしさとは
■「人は敬う心」
例)年功序列 伝統文化の継承
 
■先人から学ぶ「勤勉さ」
教えられたことをきっちり習得し、学びとり妥協しない
数値評価、大量生産の世界ではすごく強いのではないか
例)クオリティーをとことんまで追求する
例)明治維新で発展した一つの理由として、識字率が高かったこと
 
寺子屋 師弟教育から始まった
例)伝統工芸品、伝統芸能
輪島塗 嘘はつかない 細部までこだわる 見えないところに魂が宿る 
 
○デメリットとして、誰もやっていないことに挑戦するのに少し抵抗がある
全員がやり出したら、自分もやる
特に地方、
ー福岡でのイベント集客 新しい学校の入学説明会 1年目は全然だったが、2年目にたくさんの方が入った。
 
<だから「心惹かれる」ということなんですな。。。」
<戦国時代、日本人が凄まじいスピードで火縄銃量産しまくって、スペイン(?)が日本に攻め込めなかった話を思い出しました。
<改良するのは得意かもね。
<種子島もってきたよ!→売れた!また持ってこよう!→もう作れるようになったからイラナイよ!→えっ。。。
<伝統は優れているから残るんだよなたぶん
 
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よく言われる日本人らしさを自分に当てはめて考えてみました。
(当てはまる場合は◯、当てはまらない場合は×とする)
×集団で行動する
×統一性(皆と同じ)を好む
×目立つのを嫌がる
×相手への配慮から、遠回しな言いまわしをすることが多い(意見の衝突を避けたい)
×人に意見を合わせる
〇あまり感情を表に出さない
〇比較的大人しい性格の人が多く、友人になるまでに時間がかかる
〇会話時の人と人との距離感(パーソナルスペース)は比較的離れているが、電車内等は例外
(通勤時間等は公共交通機関が非常に混雑する)
×整列をして順番待ちをすることが苦にならない(割り込みはマナー違反)
×マナーやルールを重んじる
×人によって外国人に対する特有のイメージを持っている(固定概念)
×英語を使うのを恥ずかしがる
×挨拶はほとんどの場合軽い会釈やお辞儀で、相手に求められた場合のみ握手を返す
〇一般的に、同僚同士で話すときにボディータッチはしない
×相手への敬意を示すために社交辞令を言うことが多い(嫌味ではなく思いやり)
×熱い飲み物や麺類(ラーメン・そば・うどん等)は音を立ててすする
〇時間を守るのは礼儀として当然だと考えている
△お土産等を渡すことが多いがすべてをお返しする必要がない
海外で不思議がられる、日本人っぽい仕草や考え方
いろんな場面で軽く会釈
×何かと小さく拍手
〇横断歩道で車が譲ってくれたら小走り
×食べる前に小声で「いただきます」
△電車やバスでのスマホはメッセージのみ
×駅で乗車順の列を探す
×小雨でも傘をさす
×すぐにノーと言いづらい
 
東大は日本人は集団主義的だというのは嘘と言っている
 
まとめ
個人的には「日本人だから」ということが安易な理由付けに使われることが不満。
もっと「本当に日本人だから?」という疑問を持って考えることが大事。
 
<それが「日本人だから」か?というのは素敵な視点ですな
<せんのう…いやいや、そういう刷り込みってありますよね。
<認知バイアス
<日本人は投資が苦手→だから海外のMBA取るべき→海外の投資会社選ぶべき…
<先物取引は 江戸時代 にやってましたからね
 
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四季を楽しむ
山派と海派の激しい対立
○○していいですか?という疑問形の報告
 
<日本にもかつては(?)土用がありますよね
<○○していいですか?(報告)否定派じゃないので安心してくだせえ
 
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日本人らしさとは
細部を磨いて加工する
元のものを加工して進化させるのが得意?
・漢字→片仮名(カタカナ)・平仮名(ひらがな)
・三絃→三線、蛇皮線→三味線
 
日本でのアレンジ 例として
・照り焼きバーガー
・ナポリタン
・クリームパン
・ジャムパン
・コロッケ
・クリームシチュー
 
・エビフライ
・豚カツ
・オムライス
・お子様ランチ
・ドリア
・カレーライス
・エビチリ
・天津飯
・石焼ビビンバ
・冷やし中華
・ショートケーキ  モンブラン
・アニメ
 
遊びの文化
<受け入れやすいタイプには出会って3秒で友達になれるレベルの人がいるんだとか
 
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セロトニンS型トランスポーターが多い
不安症、勤勉、言葉遣い、蚊帳の外、けじめ、仲間はずれ、部外者、排除、放り出す、よそ者、異端者、疎外、彼我の境、
みんなちがって みんないい がまかり通らない日本社会
 
<セロトニンS型トランスポーターって初めて聞いた
<セロトニンS型トランスポーター≒マゾ(ストイック)ということですなw
<(嘘ですw)
<(人間社会でも適者生存があるとすれば)マゾが沢山生き残って、子孫繁栄したから、日本人はマゾ、ということですねw
<幸福感=覚せい剤的な興奮だったりする…??
 
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忍耐強いこと。
(忍耐がよいと思われていること)
だから、
”弱そうに見えるけど粘り強い”
”現状を選択する”
”定住を好む”
”ルールを重んじる”
”自分の意見を言わない”
”察する能力が高い”
なんて思われている(思っている)
→自分が残したい偏見。
「日本人らしいね」
「日本人でよかったね」
それは、チームをどう考えるか、
自分の考えるチームや子孫に何を(どんな偏見を)残すか、
という話。
 
凛(寒さが厳しい様子)が誉め言葉である
ストイックな感じ。
静かだけど強い、という偏見があるといいなあ…。
 
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・「いただきます」の文化
・あとは今日はあえて、武士道の7つの徳目。
義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義
外国で日本人が信頼されている理由かもしれない。
また、先人のその実績もあるから現代人は恩恵をうけている。
それを使いつぶすのがいまの世代になっている?ではいけない。
それを次の世代につないでいくのが自分たちの世代のや役目。
 
<岡倉天心 茶の本 もありますよね
<「OO人らしさ」というのは、「その時代のその場所において望ましい行動、規範は何か」によって決まっていくような気がしました。
 
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【ファシリコメント】
第100回、ご参加ありがとうございました。
続けるって楽しいことだと改めて実感します。
たくさんの人とのご縁が広がり、大人が学ぶことの意味や意見交換することの楽しさを感じています。
今回は、原点を掘り下げるような意味でテーマを掲げましたが、いろんな視点の意見が出ました。
答えのない問いだからこそ、問い続けること、経験したり感じたりすることが大事だなと感じます。
個人的には、日本人らしさゆえに救われている場面が多いことを、現代っ子や自分たちの世代でも気づいていないことは多いと思います。
仕事を通じて、そういった過去の先人が残してくれた「日本人としての信頼という財産」を現代人が食いつぶして消してしまわないように、守って次の世代につなげるようなことをしたいと思っています。
その気持ちを新たにするのにも、非常にいい会でした。
ありがとうございました。
また101回目からのさらなるMWCをよろしくお願いします。(大庭)
 
本日もご参加いただきありがとうございました。
ファシリテーターを務めました、木原です。
記念すべき第100回ということで、
まずはココまで続けることができたことにただただ感謝あるのみです。
ひとえに皆様の応援のお蔭様です。
引き続き様々なテーマで実施してまいりますので、
何卒今後ともよろしくお願いいたします。
「日本人らしさ」ということで、
第0回に実施した「グローバル人材とは?」というテーマにちなんで
原点回帰する内容となりましたが、
今回もご参加いただいた皆様より、非常に幅広い視点の意見や議論が出てきました。
このテーマについて考えることは、
自分自身がグローバルに生きていくうえでももちろん重要ですが、
同様に自分を知るうえでとても重要なのだろうと思います。
インプットセッションの冒頭に入れてみましたが、
自分にはアイデンティティがあって、
アイデンティティを構成する要因の一つは「自分は日本人である」ことと言えるようです。
今回もまた、多くの気づきや学びをいただいたなぁと感じますので、
それらを今後の人生に活かしていければと思います。(木原)
 
参加してくださった皆様、ありがとうございました!
是非またやりましょう!
次回は記念すべき第101回『人はなぜ恥ずかしがるのか』を予定しております。
今後もまた面白くて学びになる探究の場を実施していきますので、お楽しみに!