第134回「貯蓄」

第134回 探究型ワークショップ実施!
今回のテーマは「貯蓄」です。

 

本日の問い

我々はどんなものを「貯蓄」していると言えるだろうか?
(お金、あるいは…?)
また貯蓄をするのはなぜだろう?

 

グループトーク

インプットセッション中のやりとり

>>財布からお金が…!?
>>魔法の財布!?
>>今日は、旧暦で9月17日なので、神嘗祭ちなんでなんですね
>>ですなー!*流石いとが先生!
>>神社は破壊されにくいので預け先としてよかったそうな…(ギリシア神殿とかの例もあり)
>>メディチ家などもそうですなー!
>>江戸と上方レート違ってましたもんね
>>為替(デリバティブ)みたいなものもあったそうな…
>>そうそう、そうですよね!>イトガ先生
>>おお、ネタじゃないのか…>子供銀行
>>お金に関する実践教育、ということなのですね
>>戦後で小切手の話小切手の話が数学であったんですもんね
>>へええ…
>>為替
>>帳簿つけられるようになるとめちゃいいですね!


グループトーク本編

・お金、金、プラチナ等貴金属
もしものための保険的要素

・情報、知識
情報、知識を貯める→自在に取り出す
このの反応が速いと人は賢いと思われる。

・趣味の収集(一種の貯蓄?)
好きだから、本質は何だろ?

・脂肪
生命の渇望?

・ストレス
適度に貯めておくのはいいこと?

>>「脂肪は生命の渇望」良いですねw
>>「すぐに取り出せるもの」と「すぐには現金化(形に)できるもの」を整理しておくこと
>>「ストレス」を貯蓄??
>>良いオフは良いオンから、的な!
・・・

ーーー

人間性を獲得している
自分が気づいているものと気づかないもの
見えていないものを見えるかする
お金・株

人望
人とのつながり

スキル
ICT・教育
自分から全員に: 08:17 PM
人望には期限がある
維持する財産

ーーー

人のためにする行いや寄付、
人のために使う時間や労力、
などなど

自分の外のものへ何かを使うとき、
「天に貯金する」
と聞いたことがあります。
(村上和雄先生の話)

同じく、キリスト教にも
旧約聖書にも新約聖書にも似たような話があります。
ということで、
人のために何かをする、時間や労力を使うのは、天への貯蓄かなと思います。

ふつうの銀行は引き出したいときに自分で引き出しに行くもの、
天の銀行は、その人が必要なときに点から降ってくるそうです。
運がいい人、というのはこういう人のこと、らしいです。


>>大庭先生は現代の渋沢栄一…!
>>苦労した時に、「これは貯金なんだ」と思うこと
>>とても良い考え方ですね


ーーー

【どんなものを貯蓄している? それは何故?】

>何故ためるのか?
→それが楽しいから。それが役に立つから。
 何かをするためにしょうがなく?

>何をためているのか?
本(積読)と違和感と非日常(≒センスオブワンダー)
トレロ(タスク管理アプリ)の”バケツリスト”

>それはなぜか?
楽しいから。
優しくありたいから。(違和感は優しさの構成要素))
それを他の方にも伝えたいから。
状況を打破する鍵になるから。
*ペニシリン(カビ落としちゃった)
アメリカ〇エクスプレス(やりとり)

>>「貯めるのが楽しい」って感覚、たしかに…
>>「手に取るまでは私を欲してない」>>積読
>>「違和感は優しさの構成要素」というのも素敵な表現ですね!

ーーー

ファシリも考えてみた!

☆自分が貯蓄しているもの

〇お金
〇徳
〇知識・スキル・経験
〇感情や雑念(潜在意識の部分)
仏教には「自業自得」という言葉がある。
一般的にはネガティブなイメージがあるかもしれないが、
本来は「因縁(心の中にある原因によって、現実世界に縁(現象)を得ること)」のこと。
良くも悪くも自分の心の中に貯めてきたものが現実を引き寄せるという考え方。
輪廻転生がもしあるなら、前世からの貯蓄(良くも悪くも)と言えるかもしれない。

※補足
量子力学に、観測者の「決定」が実験結果に影響を及ぼすという話がある。
あながち眉唾とも限らないかもしれないなぁと思っていたりします。
(故に、自分の心を明るく正しく保っておくことは大事なのだろうなと思います)

〇探究
・ファシリとして話の中に出てきた話題など、アイデアとしていただいております
・これまで実施してきた当イベント
⇒何卒引き続きよろしくお願いいたします!

☆なぜ貯めるのか?
「貯蓄」といえばお金だけれども、
少し広い視野で考えてみると、
実は色々な種類があるのではなかろうか。

①意図的にためていく貯蓄と気づいたら貯まる貯蓄
②良い貯蓄と悪い(ネガティブな)貯蓄
特に①は自分がどう考えるかによって変わっていく気がする。

貯めようと思って貯めるものは将来に備えてなどの理由がありそうだけれども、
一方で気づいたら貯まっている系はそれと少し話は違いそう。

例えば、、
目の前の仕事を一生懸命やっていると、気づけば
スキル
経験
忍耐力
視野の広さ
人脈等々…
(仕事を通じて成長、というやつ)
そしてお金
と色々なものがたまっていく。
(そういうものを貯めるために仕事をするというパターンもあるかもだけど)

貯蓄するための手段と、
自分がやりたいこと、人生の方向性が一致したら良いのだろうなぁ。

 

ファシリテーターより

今回もありがとうございました!
ファシリテータ―の木原です。

今回はテーマ「貯蓄」ということで、
(お金に限らず)
どういったものを私たちは「貯蓄」しているといえるだろうか?
ということについて皆で考えていきました。

パッと思いつくものであれば、例えば知識や経験など、
私たちがお金以外に貯蓄しているものって沢山あるのだろうと思います。
されども意外とそういうものを自覚するのは簡単ではないかもしれません。
そこで今回は自分たちの「貯蓄」について探究してみることで、
自分たちが貯めてきているものを自覚し、
その後の行動や選択が変わるきっかけになればと思い企画してみた次第です。

グループトークで出てきた「天に貯金する」のお話、
以前より私もその方から教えていただいていたことがあったのですが、
この探究を作る段階ではそこまでは考えられていませんでした。
話を聞いた時、
「そうかそれがあったか、、」と。
やはり色々な視点から意見を出し合うことは素晴らしいことだなと思います。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
またやりましょう!

次回は10月29日(金)19:30~21:00
第135回「投資」を実施いたします。
引き続き、楽しくて学びになる探究の場を実施してまいりますのでお楽しみに!

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