第202回「ノンバーバルコミュニケーション」

第202回 探究型ワークショップ実施!
今回は「ノンバーバルコミュニケーション」というテーマで探究していきました。

今回のテーマについて

【探究実施レポート】
第202回 探究型ワークショップ実施!
今回は「ノンバーバルコミュニケーション」というテーマで探究していきました。

【今回の問い】
よりよいコミュニケーションをするために、言葉以外のことで何に気を付ければいいか。


【今回のテーマについて】
ファシリの山田です。

今回は、「よりよいコミュニケーションをするために、言葉以外のことで何に気を付ければいいか」について考えていきました。
私は、今就活中なのですが、コミュニケーションで気を付けるべきことに興味を持ち、今回のテーマにしました。

今回のテーマでは、言葉を介したバーバルコミュニケーションではなく、身振りや手ぶりなどのノンバーバルコミュニケーションに注目していきました。
コミュニケーションを取るうえで、何に気を付けていますか?

今回の探究の中では、多くの意見が出てきました。
そのお話の中で、自分自身実感したことは、オンライン上でのコミュニケーションの難しさです。
今回の探究に出てきたノンバーバルコミュニケーションは、オンライン上では、できないものが多く行うのが難しいというお話は、伺う中で共感いたしました。

例えば、目と目を合わせるという行為は、カメラの固定されたオンラインでは、現状実現できないものだと思います。
そういった点から考えても、オンライン上のコミュニケーションは、やはりバーバルコミュニケーションに頼らざるを得ないと思います。

こういったオンライン上での、ノンバーバルコミュニケーションを実現するために、ITを活用でいればいいなと未熟なエンジニアながら、考えます。

また、今回の探究を通し、先生という職業の凄さを改めて実感しました。
パターンの違う多くの生徒とコミュニケーションを取り、そこから教育を行うという行為は、コミュニケーションの中でも最難関であると、思います。
自分も大学院で授業のサポートをしている中で、人に教える難しさを実感しているため、改めて凄いことだなと実感しています。

次回の探究では、学校ではなく、民間教育について触れるそうなので、そちらも楽しみな会ですね。

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グループトーク

参加者の意見・やりとり

自分の本業がコミュニケーションを取る仕事なので、
(まだまだ若輩者ながら…)
普段気を付けていること、大事にしていることを思い返してみようかな~と思います。
(自分の仕事に大いにプラスになるテーマ、ありがとうございますm(_ _)m)

〇COMのゴールを明確にする

例)やる気を引き出す
やる気が出ないなら、その原因は何か?
不安⇒取り除いてやる
目標が不適切⇒適切に設定し直す
・・・
そのうえで、
どんなタイミングで
どんな話の持って生き方で
どんな言葉をかけるか・・・

〇相手の精神年齢は?
高校生なら、内発的動機付けをどのように引き出すか
小学生なら、外発的(ry

〇相手の世界(環世界?)の情報を使って話す
例)「遅刻するな」という話をする場合
高校生が相手なら、「遅刻をしたら社会的な信用が~云々」でも伝わるかもしれない
でも小学生相手にそんなことを言っても伝わらないので、別のアプローチ
例えば、、
「いつも遅れてくる子に、朝の掃除当番任せられる?」

〇相手のステージに降りてきて話す
※類推話法
http://goheita365.com/eigyou-wahou/ruisui-wahou/#i
⇒大庭さんがめっちゃうまい

〇自分のイメージを利用する

例)とある知り合いの方
優しいイメージを持たれることが多い
⇒だからここぞという時にはあえて厳しいことを言うようにする
相手からは
「Hさんからそんな厳しいことを言われるとは思わなかった」
と、よく言われる。けどこれが相手に刺さるらしい。

※※
木原はどんなイメージを持たれる傾向にあるのか?
カウンセリングやCOMにおける必殺技を創り出すために
まずは信頼できる人にそれを聞いてごらん
と、アドバイスされました。
皆さん、よければご助言ください m(_ _)m
※※

〇表情
〇声のトーン
〇頷き、リアクション
〇話の間
⇒相手に考えさせ、引き出す目的なら「・・・」の間を恐れない

いつも塾で重要視していること
「「顔を出して、相手の話を聞く姿勢を取ること」」
「「相手に聞こえるように意識して声を出すこと」」
⇒ある程度近づいて
⇒声も出す
「俺、挨拶したんですけど、、」⇒でも相手に聞こえてなきゃ意味ないよ。みたいな。

このMWCもそうですが、
ZOOMでの会話は、リアルな会話に比べてやりにくさがありますよね。
今回のテーマをやってみてすごく腑に落ちたのですが、これって、対面でしか成立しないノンバーバルコミュニケーションがあるということなんですね。それが何なのか、ぜひ言語化したい…

同じ地域だとかつては以心伝心共通文化であったことが多いので、それほど直接的なコミュニケーションを取らなくても通じ合えてきた。

しかし、今日は隣人でさえもよく知らないってことがある、そのためお互いに対話する必要性が生じるのではないか?

コミュニケーション能力を鍛える20の方法
(さっきのプレゼンにもあったのもありますが・・・)

  • 見た目に清潔感を意識する
  • オープンポジティブを心がける
  • おはよう、ありがとう、ごめんを言う
  • 相手の良いところを見つけて言う
  • 間接的に褒める
  • 時に自分を振り返る
  • パーソナルスペースを意識する
  • タイミングを意識する
  • 相手の名前を呼ぶ
  • 非言語コミュニケーションも意識する
  • ネガティブな情報から伝える
  • ドア・イン・ザ・フェイスを使う
  • 優柔不断(なんでもいい、どっちでもいい)をやめる
  • 話すよりも聞き上手になる
  • 相手が間違っていることを指摘しない
  • メモを取りながら会話する
  • 1度肯定してから主張する
  • 男女で思考が違うことを理解する
  • 相手の気分で対応を変える
  • 海外生活してみる

・よいコミュニケーションとは
正しく伝える/正しく聞く/狙った気持ちになる・なってもらう(お互いに幸せに)

・語源
ラテン語のcommunisと言われています。 この「communis」には、「共通の」「共有する」「分かち合う」

・そのために何に気を付ければいいか?
相手に敬意を。(単語よりも愛が大切)
相手の価値観と印象を知る。(どこが大切かはそのときの相手による)
決めにくいものはプロトコル(マナー・贈与論)共有で。
心身・時間ともに健やかで。(ティルトには気を付けて)
キリンやバカには気を付けて(それは双方向じゃない?)
感覚便乗(習性)を知り、それに気を付ける。(ショウジョウバエの求愛歌)
ちょっと損するくらいのスタンスで(そんなもの)

・ガチ目なら
エトス・パトス・ロゴス

・最後に
三現主義もあり。

言語以外で行うコミュニケーション

身振り手振り
ジェスチャー
表情
目の動き
といった動作行動

体重
体臭
髪や皮膚の特徴
体つき
といった身体特徴

あいさつ
抱く
触る
といった接触行動

音声の高低
強弱
リズム
といったパラ言語

対人距離
守備範囲
縄張り
といった空間行動

ファシリテーターの意見

大事なことは、目を合わせること
目を合わせることは、信頼感を上げるうえで重要。

手振りを大きめにとる
→プレゼンを人にするうえで伝わりやすくするには?
→手振りを明確にする

「話の上手さ」とジェスチャーには関係があるかも…

参考:https://cir.nii.ac.jp/crid/1390853649734714240

自分の実体験で考える
→大事なことは、話すスピードやトーンを相手に合わせること。

話が食い違ったりするのは、こういう細かい動作から、起きているように感じる。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました!
またやりましょう。

次回は

5月12日(金)19:30~21:00
第203回「民間教育の役割」を予定しています。

引き続き、楽しくて学びになる探究を実施してまいりますので、お楽しみに!